模試前日

今日は土曜日。
明日はマーク模試がある。
少し緊張するな…
高望みかもしれないが9割くらい取れたりしないかな。

そんなことを考えながら帰宅の途についた。

模試の前日であるから早めに帰ることにしたのである。

「ただいまー」
「……おかえり」
「おかえりです!」

この二人は俺の妹だ。
小学生の双子の姉妹である。
大人びていて大きい方が姉で、元気で無邪気な小さい方が妹である。

ちなみにこれはエロゲではない。
繰り返す、これはエロゲではない。

「お兄ちゃん、今日は早いですねー!」
「明日は模試‪​───‬テストがあるんだ。早めに寝とこうと思って早く帰ったんだ」
「じゃあじゃあ、今日は一緒にお風呂はいれます?」
「そうだな。いいぞ」
「やたー!!ももか嬉しいです!!」

健気な言動に心が救われる。
すると姉の方が口を挟んできた。

「あなたいい歳になってそんなことやめときなさいよ」
「なんでです?お兄ちゃんとお風呂たのしいです!」
「全く…お子ちゃまなんだから…」

嫌味なつもりだとしてと、自分の妹だと思うと微笑ましいものがある。

俺はこの二人を一生守るのだ。

風呂に入ったあと、三人でトランプをして、目をこする二人と一緒に、俺は気持ちよく寝床についた。

なんでもないような事が幸せなんだと思った。